
https://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/26_masayume.html
ー夢をつくりながら、夢からさめていくー
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34 歳になった冬、体調を崩した
母の突然の死。食べて、手を動かし、そして眠って
ひとりの映画作家が世界と対話する方法をもう一度編み出す
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Story
34 歳になった冬、吉開は心身のバランスを崩し、そして、この困難な時期に、故郷に住む母を亡くした。
その後、ふとしたきっかけで禅寺に赴き、修行をしようと思い立つ。「意識が作り出す感情はすべて夢である」と教わり、食べることや呼吸といった身体の根源に立ち返りながら、生きることを捉え直す。
誰しもに訪れる親の死と自身の病によって、人生の大きな通過点に突然直面したことをきっかけに、日常に起こる小さな喜びや驚きを拾い集めながら、映画という「夢」をつくり、自分の身に起きたことをあらためて受け入れていく。
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Director’s Comment
私は、過去の記録を編集し、物語として再構築することで、映画はある種の夢であるとはっきり自覚しました。けれども同時に、その夢の中で、自分の身に起きた出来事を、ただそのまま見つめることができるようになりました。それは、映画という夢をつくりながら、夢から覚めていくような体験でした。
生きることと映画をつくることが、その年のお天道様の機嫌も相まって、思いもよらない形で、まるで「まさゆめ」のように結びついたのだと思います。この映画の体験が、私を超えた誰かの養生になり、それが巡り巡って、少しでも地球の養生につながることを願っています。